分離膜研究

膜分離は蒸留分離などの相変化を必要とする従来のプロセスに比べ、大幅な省エネルギーが可能な分離プロセスとして期待されています。
ゼオライトは薄膜化することで、分子の大きさや吸着力の差を利用した分離機能を発揮します。
親水性ゼオライトを膜素材として、アルコールや有機酸からの脱水膜の開発を行っており、特にアルコールからの脱水プロセスは工業化に向けた実環境下試験も実施しています。
また、石油精製・石油化学プロセスへの導入を目指して、炭化水素を分子サイズごとに分離するゼオライト膜についても研究を行っており、当研究室では、ナノよりも小さいサブナノオーダーで分子サイズを認識分離するゼオライト膜の開発に成功しています。

分離膜画像1
分離膜画像2

テーマ
・有機溶媒からの脱水用膜
・炭化水素分離膜
・ゼオライト膜を用いたメンブレンリアクター

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